葬儀の基本的マナー
葬儀におけるマナーの基本的な事をご紹介します。
先ずは先方が亡くなったと言う訃報を聞いた場合には、その方とのお付き合いの密度にもよると思いますが、電話かなにかで遺族の方に連絡をとり、お悔やみを言った上でお通夜と葬儀の日程を聞くのが一般的となっています。
更に、故人と特別仲が良かった場合には、お通夜まで待たなくてもその前に対面しに行っても良いと思いますが、事前に連絡を入れた上で行く事、長居をしない事を頭に入れておきましょう。服装もこの時には普段着で構わないと思いますが、派手になり過ぎないようにしましょう。
また、遠方に住んでいる方の訃報である場合、お通夜や葬儀に参列出来ない場合が多いです。こういった場合には弔電を送ると良いでしょう。
また、供花を送りたいと言う方もいるでしょうが、祭壇とのバランスも有りますので可能であれば、遺族の方に葬儀社の連絡先を聞いて、相談してみると良いでしょう。
葬儀に参列する際の注意点ですが、予め葬儀が行われる時間と場所を充分に確認しておく様にします。渋滞や不測の事態によって間に合わない場合、お通夜であれば遅れて参列する事も可能ですが、葬儀や告別式である場合には参列不可になる事も考えられます。そうならない様に、時間には余裕を持っていく事が大切です。
服装ですが、本来ならば平服で通夜に参列と言うのが一般的でしたが、今では黒のスーツやフォーマルドレスと言った略礼装が主流となっています。とは言ってもエナメル素材の小物を使う事は良くありませんので避けた方が良いでしょう。会社帰りの場合、略礼装も難しいと思うので、地味目のスーツでお伺いする様にしましょう。