葬儀と告別式のマナー

 

葬儀と告別式に関するマナーを挙げてみたいと思います。

 

葬儀と告別式は元来別の物と考えて下さい。葬儀は故人を偲んで送ってあげる儀式になります。対して告別式は故人とゆかりの有る方皆とお別れをする儀式になります。

 

実際に葬儀に出てみると、葬儀と告別式が一緒に行われている様な感じに受け取られますが、前半に葬儀を行って、後半に告別式を行ってと言う様に内容的には分けている事が多いです。現に前半と後半でお作法やお経が区別されて行われている事が有ります。

 

どちらにしても葬儀に参列する際には、開始の少し前には到着する様にして時間に余裕を持たせ、最後は出棺まで立ち合う様にするのがマナーではないかと思います。

 

葬儀に行ったらまず受付をします。受付の方に深く一礼をし、袱紗からお香典を取り出して渡しましょう。もしお通夜の場でお香典を出しているのであれば、葬儀では出す必要が有りませんので、名前の記帳だけする様にします。

 

葬儀では携帯電話が鳴るのはバイブであっても迷惑ですので、マナーモードではなく出来れば電源から切っておく様にしましょう。

 

開式の5~10分前になったら式場内に行って所定の席に座って待ちましょう。もし既に席が埋まって無かったら、邪魔にならない場所で立って開式を待ちましょう。

 

この時、遺族の方に会ったら声をかけても大丈夫ですが、開式前はなにかと忙しいと思いますので、手短に済ませる様に挨拶だけにするのがマナーです。