葬儀の基本的マナー2

 

葬儀の色々なマナーをご紹介します。

 

【お焼香】
葬儀でお焼香をする際、どうすればいいのか分からなくて隣の人の真似をしてその場を凌いではいないでしょうか。お焼香の仕方はその宗派によって多少違いますが、抹香と呼ばれる物を指で摘まみ、高炉にそれを入れて焚くと言う行為をする事はどの宗派でも共通の様です。宗派で違う物と言うと、抹香を入れる作業が1~3回程と回数が違うと言う事、抹香を指でつまんで額の7前に持っていき、それから高炉に入れる宗派と、抹香を指でつまんだらそのまま高炉に入れる宗派と、宗派によって仕方がバラバラです。

 

故人の宗派に合わせたり、自分の宗派に合わせたりと悩む人も多い様ですが、一番大切な事は故人を偲ぶ気持ちを持ち合わせる事です。極端な事を言うと形はどうでもいいですので、その偲ぶ気持ちをきちんと持ってお参りするのが良いかもしれません。

 

【頼まれ事】
葬儀に参列した際に、遺族から色々頼みごとをされる場合が有ります。例えば「食事でもしていってください」「弔辞をお願いしても宜しいでしょうか」「故人の顔を一目見てあげて下さい」「受付のお手伝いをお願いできますか」等と言った様な事です。この様な頼まれ事をした場合、よっぽどの事じゃない限り断る事はしないで引き受けるようにしましょう。

 

葬儀のマナーはとても難しいと思いがちですが、遺族や故人に対して「思いやり」を持ってさえすれば自然と出来る様な事ですので、あまり深く考え過ぎないようにしましょう。弔意の気持ちが一番大切なのです。